これはひどいwってやつ@mossya

最近なんか酷いものに魅力を感じる。酷いといってもなんというかある質を持った酷さというか、むしろ全然酷くないんだけど。例えば、それを作った人の興味の対象が美しさとか秩序とかいった一般的な「良きもの」に向かっていないようなもので、しかし何か別の部分に異様な執着が見られたりとかするものについて魅力を感じる。具体的にはTNTN動画シリーズはそれにあたるし、ニコニコにはそういった愛すべき酷い作品がたくさんある。他には最近面白くってよく聴いてるジャンルにフィジットハウスっていうのがあってそれも結構酷い。酷いというかバカというかバカで酷い。もちろん批判してるわけじゃなくて。で、さっき見つけたんだけどクラークの新しいアルバムについても、アマゾンの商品の説明で誰だかわからないけどなんかそのようなことを書いてた。もちろん酷いとは言ってないし、それが美しいとも言ってるけど。てかクラークおっさん臭くなった?あと東さんはブログで仮面ライダーディケイドのコンプリート・フォーム(というのがあるらしい)について“普通に悪趣味というかありえないデザイン”と言ってたけどこれも多分単純に批判しているのではないと思う。
仮面ライダーとか戦隊物とかの衣装デザインって結構はじめダサッとか思っても見てるうちに慣れてきたり、逆に当時かっけー!なデザインが数年経って見直してみるとなんか月並みで物足りなかったりってのがある。ディケイドは画像をちらっと見た感じだと確かにダサいというかイモ臭い感じ、これが酷いデザインが市民権を得たと見るのかどうかは数年後じゃないと分からないかもしれないけどそんな傾向があるとしたら面白い。数年後に、なんかディケイドあたりから酷いデザインって流行り出したよねーって。
一方、酷いものを愛する傾向はもしかするとダダとかネオダダ的なものから続いていて表現が変わってるだけでやってることは同じだし、これからもマイナー路線です。って言われるとそうかもしれないけど、ネオダダのように奇をてらった感というか、インパクトを排して、酷いものが綺麗なものやかわいいもの、かっこいいものの中に紛れているという状況が今だと思う。いやむしろ酷いものを綺麗だとかかわいいだとかかっこいいと思っちゃうような感覚が面白いのかな。

関係ないけど先週末は風引いて家でじっとしてた。もう大体治った。パーティにも出れず。なんか他のやつらは寿司食いに行ったとかいうし!私も食いたかったっすし!

あとまた関係ないけどこの文体はどうなのかしら。いままで“ですます”で書いてたけど、なんかですますだとやんわりな感じになっちゃって主張が鮮やかに見えてこない気がして。文章力が無いのが一番の問題なんだけどね;

最後になりましたがおっさんの顔。これはひど…まじかっけー

そういやDジェームスアルバムとかウインドウリッカーも酷いよねジャケットだけ